せめて20代のうちは野心的であるべき

今日会社に新入社員が二人入った。そのうちの一人と早速一杯飲んできたわけだが、その人は全くの未経験でこれから研修等で色々勉強しなきゃいけないわけで、何も分からない状態だからしょうがないのかもしれないし、その人が独特なのかも知れないが、全く夢とか野心とかが無い人で、「ふつーに働いてふつーに暮らせればいいや」って感じの人だった。
まあその気持ちも分からなくは無いが、今や「普通」といっても一億総中流階級って時代でもないし、終身雇用何てこの業界じゃ死語みたいなもんだし、某経済学者じゃないが大半の人が年収300万とは言わないまでも500万稼ぐのも厳しい時代に、そんな考えでこれから先生きていけるのだろうか?とふと思った。
いや、生きていくことはできるだろうが、結婚し、子供を持ち、一軒家もしくはマンションを買って・・・という今までの「普通」な人生を歩むことが厳しいであろうことは容易に想像できる。
4月25だったか26日のめざましテレビで、初任給の使い道ランキングというのがあって、確か1位はお決まりの「親へのプレゼント」だったが、2位が「貯蓄」というのに自分は驚いた。まあ、不安定な世の中だからってのは分かるが、だからこそ何処でも生きていけるように「自己投資」すべきなんじゃないかなというのが自分の考えなわけですが、それにしても「貯蓄」っていうのはあまりにも安易に感じたのでした。
ちなみに自分はせめて30までは最低限の貯蓄はしようと思っているが、それ以外はすべて自己投資に当てようと思っている。もちろん投資するのは金だけじゃなく時間もだが。
何が「自己投資」なのかは人それぞれだと思うが、資格取得や各種セミナーへの参加はもちろん、自分が苦手な「人とのコミュニケーション」にもある程度「投資」をしたいと思っています。
めざましテレビのくだりは多少は情報操作があるのかもしれないが・・・